工業複合材料化学研究室
スタッフ
森口哲次・准教授、佐々木美咲・研究員
研究分野
錯体合成、有機半導体、発光材料、ナノ技術、資源循環
研究内容に関する説明
金属イオンと有機分子を組み合わせた錯体を合成し、有機分子を配向させることにより、蛍光特性や半導体特性の発現を目指す錯体化学や機能物質化学は、近年、多方面から非常に注目を集めている研究領域である。 当研究室では、d～f軌道金属イオンと様々な芳香族の錯体を合成することにより、特異な複合機能性を得ることができ、主にそれらの電気的・電気化学的発光特性の向上を目指している。 このような機能化とともに、新しい有機化合物の合成とその成膜整列構造に由来する電気伝導特性の発言・性能向上も並行して行っている。 また、産学連携共同研究を積極的に推し進め、健康食品や化粧品の開発実用化している。 さらに、ナノ化技術を基盤にした、環境浄化技術や資源循環リサイクル技術の開発実用化や使用済み原子炉廃炉技術開発も新たに実施している。
